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~彼女のキロクを継ぐ僕のキロク~

彼女のキロク【2013・5・02】


[にんげんの最期の時]ってなに・・・?
そう聞いたキミ

 

あたしが見たものと照らし合わせてみよう

意識で認識しているけど 認めたくないものがあるだろう
それを認めたら 世界が崩壊するから

 

だけど分かっている

 

いつまでも幻想にしがみついていられないコトを
だって記憶があったから


それを認めない事には その先へと行けないから

あっちへ行ったり こっちへ来たり 後退したり 佇んだり 
しゃがんで 休憩したり
そうして 道がココ以外にないコトを知る

 

それがキミの望んだ選択だったから

 

かたや ベクトルが真逆に行っている者達に対して
どんなに言葉を尽くしても
何をしても 入る隙はない、と結論つけたことが
ここにきてひっくり返ったのだ

 

考えてみたら分かるコト 

動かない理の救済措置 自由意思にもとづく選択だ

 

針の穴もない 変わるコトはない人々の中の一部が
一瞬にして 悟ったのだ

 

それはどれほどの衝撃だろうか
気づいていない事が起きたのだ

 

あたしとは 比べものにもならないほどの世界の崩壊だろう


あたしは気づいていたものをただ受け入れるだけだったから


ある意味 覚悟をしていた訳だから

 

かたや なにもかもが崩れさる

当たり前に 信じていた世界が裏切ったのだ 
世界の崩壊 価値観は反転

 

今までの自分は死んだのだ


 
覚悟もなしに 気配もなしに 意図せずに 
大きなうねりと共にすべてを連れ去ってしまった

 

まさに それは
ココロの中で起きた最後の時の瞬間

 

 

 

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