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~彼女のキロクを継ぐ僕のキロク~

空想内的宇宙の夢~5~

”私が居ない”と気づく少し前から

ハッキリと、繰り返している、と気づいた

気づくためにしたコトは

ネットでもリアルでも人と関わらないで単純化することだった

山にこもるとかしない限り

それでも どうしても最低限の接触は出てくる

ペットと暮らして居たりすれば・・・病院に行ったり

私が歯医者に行ったり 宅急便が来たり、はある

だけど出来うる限りに接触せずに

ただひたすら、受けるものを受けて・・・いただけ

その頃には

仕事を定期的にしてないとダメだという自分も

どうでもよくなって、

この世についてもどうでもよくなって

新しい本を買って 読んだ・・・これ、読んだわ、ココ

ネットを見る、ああ これ スパイラルだ

デジャブ・・・イヤ違う

わーいデジャブだ、と無邪気にはしゃぐことも

未来へ飛んだ?とか解釈するのも

すでに 時遅し 冷めていた

醒めていた さめてみてた・・・。

なにもかもどーでもいい

もういい・・・うんざり。

おわろー。

けつろん。

究極的には、あつよさんと同じ意見になるのだろう

そしてあれがたぶん 正統派の王道

やり方で取りこぼしがない方法なんだろう

でも私は別の途から行くよ

普通に日常を過ごしながら・・・。

「この悪夢から、一緒に目覚めない・・・?」

と いう質問は はなから、破たんしてる

「この夢から一緒に目覚めない?」という質問なら

ありえるだろうね

「なにもない」と気づいた頃

復刊ドットコムのメルマガで目にとまった本がある

普段なら ただの悟りの本か・・・と、すっとばす

30年以上前に書かれた本の復刊リクエストが始まったというお知らせ

高値沸騰 ただ・・・別の人の訳が出ているらしく、続編もあるようだ

だから当時の復刊は難しいのではないかとの意見が多数で

驚愕した・・・たぶん・・・同じ・・・だ・・・

だから とりあえず  別の人の訳を手に入れた

そして その著者は探したらしい、

同じ体験した人の本を・・・ない

何故みんな素晴らしいワンネスを書いても 虚無を書かないのか、と・・・

そこを通過するのが早いからなのか、

あるいは 感覚で体験したことを言語化するのは難しい

でもその知覚がなくなった後の体験はさらに書けないからだろうとも言ってる

当時の日記を書いたのが30年前の本で続編はよくまとまっているらしい

私が思うに、ワンネスを手に入れたら終わるんじゃね?

そして・・・逆説的に言えばその先へ行った人は書かねーよ

完結してるから

私は私が体験している処、この半年あまりの処まで

その人の本を読み始めた

だから まだ初めの本の半分にも満たない処で止まってる

似ている・・・独自の解釈をしていて面白いなと思ったのが

エスが死んで3日目に蘇ったというあれ。

エスは あの“無”を3日で 駆け抜けた

だから よみがえった後、気づいた人はいないのではないか

1度肉体が死なないと・・・

つうか死んでからの

3日に

この無が隠されているのではないかという解釈

その人は無を何ヶ月も、いや何十年前から居るらしい

似ているかも、と思ったのは

自我がない、と気づいた私が陥ったことがあって・・・

本を読んでいて固有名詞が分からなくなるんだ

海外の小説じゃなくて 日本名だよ

ミステリーとか、ほとんどラノベ感覚で読めるような本だ

読み進めていくうちに

OOは~~~~だ

あれ?認知症かと思ったくらい入ってこない

OOってなんだっけ???

数ページ戻る

逆に漢字を見つめているとゲシュタルト崩壊していく

でも情景描写や心情描写は入ってくる

で、

あ!

自分が消えてんだから

キミを指す記号

別の誰か

・・・固有名詞が分からなくなるよねと気づいた

同じことが起きていたその著者の人にも、それで似ているかもと思った

それからどんどん、いろんなコトが起きていった

って言うか、私自身の確認作業に入った

たぶん・・・その頃からキミは

ん?と思うようになったのではないかなと思う

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